瞑想 すると筋トレのパフォーマンスが向上するという科学的根拠を紹介しよう

[記事公開日]2018/05/20
[最終更新日]2018/09/15

瞑想

 

瞑想(めいそう)が筋トレのパフォーマンスを向上させる効果があるだと?




瞑想 が筋トレのパフォーマンスを向上させる

引用元:THE ANSWER

瞑想と聞くと何だかオカルト的で、筋トレとは全く無縁のようにも思えるが、実は瞑想を行うことで筋トレのパフォーマンスの向上が期待できることが研究により分かっている[1~5]。

 

事実、プロサッカー選手である長友佑都さんもヨガと瞑想を取り入れたことで思考がポジティブになり、パフォーマンスが向上したとインタビューで語っているように、多くのアスリート選手の間でも呼吸を整えたり、集中力を高めるために瞑想が積極的に取り入れられているのである。

 

それでは早速、瞑想を行うとどのように筋トレのパフォーマンスを高める手助けをしてくれるのかを見ていくことにしよう。

 

瞑想 で得られる効果

瞑想

 

トレーニングパフォーマンスの向上

オーバーロード で筋肥大促進

 

瞑想を行うと、イライラ感や気分の落ち込みを自制することができるようになり、結果としてストレスを軽減させ、気分を落ち着かせることができるようになる[1]。

一般にストレスを抱えると、トレーニングに対する集中力が欠如し、トレーニングパフォーマンスの低下を招くことが分かっている。

 

 

2008年に発表された研究報告[2]によれば、ストレス指数が高いトレーニーとストレス指数が低いトレーニーの両者に12週間にわたり同一内容のトレーニングを行わせた後、ベンチプレスおよびスクワットの1 RM重量および筋肉増加量を測定したところ、ストレス指数が低いトレーニーの1RM重量および筋肉増加量の伸び率は、ストレス指数が高いトレーニーよりも有意義に高い値を示したという。

 

つまり、瞑想によりストレスが軽減すればトレーニングパフォーマンスの向上を期待することができるのである。

 

 

テストステロン値の上昇

テストステロン



瞑想を行うと、睡眠の質が向上することが研究報告[3]により明らかとなっている。

良質な睡眠を確保することでアナボリックホルモンであるテストステロンの値を上昇させ、筋肉を効率的に回復・成長させることができるのである。

事実、ストレスにより睡眠が阻害されると、カタボリックホルモンであるコルチゾールの分泌が増え、筋分解作用が加速し、テストステロン値が低下することが研究により示されている[4]。

 

つまり、必要に応じて瞑想を取り入れることより、筋肉増大に最適となるアナボリック環境を整えることができるのである。

 

 

呼吸の改善

瞑想

 

呼吸はトレーニングパフォーマンスを大きく左右する重要な要素の一つである。

呼吸を整えることによりトレーニングパフォーマンスを最大で15%上昇させることができたという報告[5]もなされている。

瞑想には気持ちを落ち着かせて呼吸を改善する効果があることから、瞑想を行うことで呼吸を整え、トレーニングパフォーマンスを向上させることができると言えそうだ。

 

 

瞑想と筋トレのまとめ

 

今回は、瞑想が筋トレのパフォーマンスを向上するという面白いトピックを取り上げてみました。

就寝前や、トレーニング前の限られた時間でも良いので、心を無にしてストレスや心配事を排除し、集中力を高めれば、トレーニングパフォーマンスを効果的に高められるはずである。

瞑想が持つ効果、ストレス軽減、集中力の向上、テストステロン値の上昇、睡眠の質向上、呼吸改善を早速手に入れてみよう。


 

参考文献

[1] Elizabeth. H (2013) Randomized Controlled Trial of Mindfulness Meditation for Generalized Anxiety Disorder: Effects on Anxiety and Stress Reactivity

[2] Bartholomew JB, et al (2008) Strength gains after resistance training: the effect of stressful, negative life events

[3] David. B,et al (2015) Mindfulness Meditation and Improvement in Sleep Quality and Daytime Impairment Among Older Adults With Sleep Disturbances

[4] David. R,et al (2005) Testosterone Suppression of CRH-stimulated Cortisol in Men

[5] M. Lomax (2011) Inspiratory Muscle Fatigue Significantly Affects Breathing Frequency, Stroke Rate, and Stroke Length during 200-m Front-Crawl Swimming