ワキ毛 を処理した方が、鍛え上げられた体はより格好良く見える、ということをワークアウトサイエンスが力説します(→ワキ毛の処理にも気を使ってみましょう)。
ワキ毛 を処理して筋トレをしよう!
普段はタンクトップを着ない場合でもジムで筋トレをするときはタンクトップを着るという人も少なくないはず。
私が通うジムでは、タンクトップ(ノースリーブ)でトレーニングを行う人の割合はゆうに過半数を超えている。
そして、普段はタンクトップを積極的に着ないが、ジムではタンクトップを着るトレーニーが多い理由として、以下の5点が挙げられる。
- Tシャツだとワキが蒸れやすい
- タンクトップは筋肉の動きをチェックしやすい
- 動作時にシャツと筋肉が擦れない
- タンクトップは通気性が良い
- 筋肉を見てモチベーションUP
このような理由(特に1~4)により、ジムでは積極的にタンクトップを着るトレーニーが多いのである。
意外に見られているということ
特にジムではプルアップといった種目やダンベルやバーベルの上げ下げをする動作時に自然とワキが他の人の目に入る機会が多くなる。
また、ボディビルやフィジーク等の競技を行う人たちは、ポージング練習の際にワキが露になる。
そしてあなたが素晴らしい筋肉の持ち主になればなるほど他人からの貴方に対する注目度は増し、見られる機会は格段に増える(見られていないようで実は見られている)。
はみ出た ワキ毛 はかなりのネガティブイメージ
Amebaにより運営されている女性匿名掲示板サービス「GIRL’S TALK」の調査によると、
タンクトップを着る男性に対してどう思うかというアンケートに対して、
- 許せる:57%
- 許せない:43%
という結果になった。
さらに、タンクトップ男否定派の意見として挙げられているのが、
- ワキ毛がちらちら見えるのが許せない
- タンクトップがどうというよりワキ毛が気になる
- ふさふさのワキ毛は嫌だ!
というように、タンクトップ男否定派の多くがタンクトップ自体を否定している訳ではなく、タンクトップからボーボーにはみ出る腋毛を否定している場合が多いのである。
全剃りもネガティブなイメージ
とは言いつつ、男が腋毛を全剃りしていることに対してネガティブなイメージを持つ女性がいることも確かなので、腋毛は適度な長さに処理しておくのがベストである。
上の写真は、ボディビル大会前の準備として、ワキ毛をカミソリで全剃りした時の様子である。
ワキ毛を全剃りしていることに対してネガティブなイメージを抱く人もいるので、ボディビルやフィジーク等の大会に出場するというような特別な理由を除いて、個人的には、ワキ毛の全剃りはお勧めしない。
次に、実際のところ、どのくらいの人が腋毛を処理しているのかを見てみよう。
ワキ毛 を処理する人の割合(生データ)
タンクトップで筋トレを行う人たちをジムで観察してみたところ、およそ以下のような結果となった。
- 全剃り 約1/3
- かなり薄い 約1/3
- 手入れ無し 約1/3
また最近では、インスタグラムに自身の画像をアップしている一般的なトレーニーにおいても腋毛を処理している割合は非常に高くなっている。
ワキ毛を処理する人の割合(マンダム調べ)
男性用化粧品でおなじみの「マンダム」調べによると、男性で腋毛を処理したことのある人の割合は以下のようになった。
- 10代後半 35.2%
- 20代前半 33.0%
- 20代後半 29.6%
理想のワキ毛の状態
さらに、「腋毛の理想の状態」を15~29歳の男女(651名)に尋ねるアンケートに対しては男女別に以下のような結果が得られた。
まずは男性の回答から。
- 薄い方がいい 48.8%
- ツルツルがいい 13.2%
- 特に気にしてない 23.2%
- 濃い方がいい 6.3%
続いて、’女性の回答へ。
- 薄い方がいい 49.8%
- ツルツルがいい 20.7%
- 特に気にしてない 32.2%
- 濃い方がいい 5.7%
話題にしづらい ワキ毛 処理のトピック
これまで日本では、男が腋毛を処理する習慣があまり一般的では無かったため、現在でも男が腋毛を処理するという行為が、女々しい、男らしくないといったマイナスのイメージを今なお強く背負っている。
そのためか、本人が腋毛を処理している場合であってもその事実を公にしない場合が実は非常に多い。
ワキ毛 を処理するメリット
腋毛を処理する理由は人により様々であるが、腋毛を処理するメリットの具体例のいくつかを挙げてみる。
- ワキ臭対策
- 雑菌の繁殖を抑える
- 毛がはみ出ているのは格好悪い(エチケット)
- 毛が薄い方が、鍛え上げられた体が映える
腋は通気性が悪く、蒸れやすいだけでなく腋毛の量が多いと雑菌が繁殖しやすくなるため、腋毛を短く処理するだけでも雑菌の繁殖を抑え、腋の臭いを抑える効果が期待できる。
さらに、トレーニングを行う人の大きな目的のひとつは、やはり大きな筋肉を手に入れて格好の良い体を手に入れることである。
日本人の肌色は比較的明るいのに対して、毛の色は黒いので腋毛がどうしても目立ちやすくなる。
したがって、腋毛を短く処理しておくことで鍛え上げられた肉体をより際立たせる効果が期待できる。
国内外を問わず、多くのフィットネスモデルやボディビルダーたちは腋毛を全剃りするか、短く処理を行っている。
腋毛があまりに濃く生えていると、下の写真のように腕を上げたとき、まず黒々とした腋毛に目が行ってしまいフィジーク(筋肉)を際立たせることが難しくなるのでないか。
最適な 腋毛 の長さは?
こればかりは個人差があるが、最低でも腕を下に下げた状態で、腋毛が腕からはみ出ない程度に処理を行うのが良い。
そして、自分に最適な腋毛の長さを決めていけば良い。
私の個人的おすすめの長さは5ミリから長くても1センチ程度であるが、腋毛を処理するのに抵抗がある人は、まずはスキばさみで短くカットしながら様子を見ると良い。
ベストなワキ毛の処理方法とは
私はこれまで、腋毛の処理においてカミソリでの全剃り、はさみで短くカット、そしてボディトリマー(アタッチメント6 mm)を使って短く処理、の3つのパターンを試した。
それぞれの処理方法の長所と短所をまとめてみる。
カミソリで全剃り
長所:
- 腋がきれいすっきりする
短所:
- 皮膚が柔らかく剃るのが難しい
- 肌が荒れる場合がある(ニキビなど)
- 腋毛が全く無いと逆に腋がべたつく(発汗時)
- 生え初めにチクチクする
- カミソリの刃に毛が絡まる
すきはさみで短くカット
長所:
- 腋毛の処理がばれにくい
短所:
- 毛量を均一にするのが難しい
- 切り口がチクチクする場合がある
ボディトリマーで短くカット
長所:
- 全身のムダ毛処理に使える
- 処理が短時間で終わる
- 肌を傷つけない
- 専用アタッチメントで毛の長さを変えられる
短所:
- 手入れをしていることがばれる可能性がある
わき毛のオススメ処理方法
私の個人的おすすめムダ毛処理方法は、ボディトリマー(アタッチメント6 mm)を使って6ミリ程度に短く整える方法である。
6ミリ程度にカットすると、腋毛の存在はある程度確認できるにも関わらず、タンクトップを着ていても腕をよほど上に挙げない限りは腋毛が見えることもないため、相手を不愉快にさせずに済み、非常に快適である。
わき毛以外の全身のムダ毛も処理しよう
ヘソ下の毛の処理もトリマーを使っています。
例えば、へそ下のムダ毛を少し整えるだけでも、清潔感を飛躍的に高めることができる。
下の写真を見比べてもらえば分かるように、トリマーを使用して、無造作に生えているへそ下のムダ毛(左の写真)を少し整えるだけで、清潔感がグッと高まっていることがお分かりいただけるのではないだろうか(右の写真)。
デリケートな部分のムダ毛も処理できる
また、このパナソニックのトリマーは、そのヘッド部の特殊形状により、皮膚が特に柔らかく、なおかつ丸みを帯びて毛の処理が難しい、きん タマ部分や、自分では直接確認することのできないアナ付近といった非常にデリケートな部分であっても、肌を傷つけることなく毛の処理を行うことができるので、ストレスなくムダ毛を手軽に処理することができる(乾いた状態でトリマーを使用するのがうまくトリムするコツ)。
かく言う私も、かなり濃いので定期的に処理しています。
このトリマーを使用する以前は、全身のムダ毛処理にカミソリを主に使用していたのだが、私の場合、特に脚の付け根の部分(大腿四頭筋とビキニゾーン)とヘソ下に多く生える毛をカミソリで処理すると、翌日に赤い湿疹やニキビができたり、肌荒れを起こすことが非常に多かったので、それ以来はボディトリマーを使ってそれらの部位の毛の処理をしています。
特に、ボディビルやフィジークの大会に出場する場合、筋肉のカットをキレイに見せる目的で、大会の前の全身のムダ毛処理は必須であるが、ムダ毛の処理でニキビや肌荒れを起こしてしまうのは絶対に避けたいところである。
かといって、ポージングトランクス(ビルパン)から陰毛がはみ出た状態でステージに上がる訳にもいかないので、肌が荒れやすい人はトリマーで全身のムダ毛処理を行うのが良いだろう。
ポージングトランクスと同じ理由で、水泳を趣味にしている人で、なおかつブーメラン型の水着を着用する機会の多い人は、特に脚の付け根付近のムダ毛を短くトリムしておくことで水着からのはみ出しを防止することができる。
また、水着からはみ出る部分の毛だけを処理するのでボディビル大会前のように、毛をすべて処理してしまう必要もない。
例えば、銭湯などに行っても、「なんであの人はあそこの毛が生えてないんだろう?」と他の人に思われることなく、恥ずかしがらずに堂々としてリラックスすることができる(毛を処理していることは、まずバレない)。
また、私は、定期的にスイミングプールに泳ぎに行くので、普段からあそこの毛が水着からみ出ない程度の長さに処理しているが、ボディビル大会前は全てトリムしている。
競泳選手であった当時(毛を処理する前)は、プールからプールサイドに格好をつけて勢いよく上がるたびに、ちんの毛が水着からはみ出していないかそれとなくチェックしていたものである(非常に煩わしかった)。
しかし、今現在は、10ミリから20ミリ程度にトリムしているため、水着から毛がはみ出る心配もなくなった。
ボディトリマーを使うとニキビができたり肌荒れを起こす心配も解消されるので、肌が荒れやすい部分にはボディトリマーを使うことをお勧めします。
また、ムダ毛はすぐに生えてくるので、短時間でかつ効率的に処理できるという利点は普段使いのトリマーに求められる大きなポイントでもある。
要はいかにして清潔感を出すか
腋毛の処理における争点は、いかにして「清潔感」を出すかである。
腋毛は、その量や長さが度を越えてしまうとマイナスのイメージを持たれやすくなってしまう。
これは、腋毛に限った話ではなく、髭を伸ばし過ぎると「清潔なイメージ」から次第にかけ離れていくのと同じことである。
ただワキ毛の処理の話題はあまり公に出ないだけで、分からないように処理をしている人は年々増加傾向にある。
腋毛であっても髭であっても適度な長さ・量にしっかりと手入れされていることで清潔感を高めることができる。
腋毛も手入れ次第で鍛えた肉体を格好良く見せる要素にもなり、格好悪く見せる要素にもなる。
腋毛処理も鍛えた体を映えさせる要素になると心得て、さわやかなイメージを手に入れてみよう。