筋トレをすると、どの程度の 自信 を手に入れられるのか

[記事公開日]2018/01/22

今回の記事はいつもとは少し趣向を変えて、筋トレを7年間継続した管理人の実体験を基に、筋トレをすると真の自信を手に入れられるのかという疑問に対して、私なりの考えをまとめてみようと思う。

単に、“筋トレをすると自信が付きます”だけでは面白くとも何ともない内容になってしまうので、もう少し深いところまで深く掘り下げてみようと思う。



疑問1.筋トレをすれば無敵になるのか

 

【回答1】
ほとんどの場合Noである。

 

確かに、筋トレをするとある一定レベルの自信を手に入れることができる。これは紛れもない事実である。

ただし、筋トレで手に入れることのできる自信が自分自身を無敵に変えてしまう程に強烈なインパクトを持つかと問われれば、答えは恐らくNoだろう

 

 

しかし、筋トレは 自信 を与えてくれる

 

 

しかし、見事に鍛え上げられた肉体を手に入れることができれば、街、ジム、買い物、どこに行くのも楽しくなるだろう。

一般人よりも大きく発達した筋肉は時に群衆の中でも注目の的となり、老若男女問わず人気者になることも珍しくはないだろう。

 

一種の優越感にも似た自己肯定感が得られるに違いない。筋トレを続けてきて良かったと感じる瞬間でもある。

こういった事例からも分かるように、自分の(鍛えられた格好良い)見た目は、一定レベルの自信や満足感を自分自身に与えてくれる

 

 

筋トレで自分がもっと好きになる

 

 

筋トレの効果はそれだけにとどまらない。たとえ、家に独りで居ようが、鏡の前に立てばさらに、自信がみなぎるだろう。

鏡で自分の姿を眺めると懸命に筋トレに励んだ成果がはっきりとそこには映し出されているはずだ。すると自分のことがもっともっと好きになり始める。

自分のことが好きになると、自己肯定感が生まれ、やはりそれは一定の自信をもたらしてくれる

 

 

筋トレで根気強さも手に入る

 

 

筋トレは継続しないと成果が出ないという特性上、ジムに通い続ける根気強さや、継続的かつ計画的に物事を進める能力をも手に入れることができる。

 

自らに課した筋トレの目標(筋肉を〇kg増やすなど)を達成するために、ひたむきに筋トレに励み続け、結果的にその目標を達成したとしよう。

この時、我々は自分が行った努力が報われる快感を知る。そして、その快感はやればできるという自信に形を変える。

 

筋トレのさらなる波及効果

 

 

こうして、筋トレだけにとどまらず、「あらゆることに挑戦してみよう」という強い勇気と自信を身に着けることができるのである。

さらにジムで筋トレを終える度に“ミッション達成”さながらの達成感・満足感に浸ることができるので、そこからもやはり一定の自信が生まれてくる。

 

筋トレにより確かに 自信 は手に入れられる!

 

総じて、継続的に筋トレを追行し、日々筋肥大や引き締まった身体を手に入れる努力をすることで、上記に挙げられるような自信をほとんどの人が手に入れられるといえるだろう。

 

➡しかし前述したように、筋トレで得ることができる自信は、自分自身を無敵に変えてしまう程に強烈なインパクトを持っているかと問われれば、答えはYesとは一概には言えないだろう。

 

 

筋トレで筋トレ以外の悩みは解決できない場合もある

 

例えば、仕事上、対人関係、家庭内不和、その他の何らかの悩みを現在あなたが抱えているとしよう。もちろん誰もが何らかの悩みを抱えている。

 

この時、筋トレを行うことによりある程度のストレスを解消することはできたとしても、自分が抱える問題の根本的原因を追究し、その問題の解決に向けて目を背けず直接的にアプローチを試みない限り、真の自信や絶対的安定感を手に入れることは難しいだろう。

 

➡つまり、筋トレを行うことは根本的な解決にはならないのである。そういった意味で、筋トレには自分を無敵に変えてしまう程の強烈なインパクトがあるとは言い難いのである。

 

ポイント
もちろん、筋トレは我々にこれらの諸問題を解決しようというエネルギーや自信を与えてくれるので、一定レベルのプラスのインパクトはあるといえる。

 

 

人生はやはり奥が深い

 

 

通常、筋トレ以外の場面(社会的立場、仕事上、対人関係等)で発生する不安要素や自信の欠如は、筋トレから得られる自信よりもさらに深いレベルで起因することがほとんどである。

 

 

社会的に不安を抱えている場合、いくらジムで高重量のウエイトを持ち上げて自信を身に付けたらかといって、その自信により社会的な場面における不安が自ずと解決し、取り除かれるということは通常起こり難い。
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筋トレに没頭し過ぎるのはマイナス

 

さらに社会生活上のストレスを発散し、かつ自信回復を図るためにジムに足しげく通う頻度が増えジムでの筋トレに今まで以上に没頭してしまうと、結果的にこれまで以上に自分自身を社会的な関りから隔離してしまうことになり、社会生活における自信を取り戻すことがますます困難な状況になる可能性も大いに考えられる。

 

また、筋トレだけに自分の生きがいや居場所を見出してしまうようになると、結果的として、日々の身体の僅かな変化に対しても過剰に反応するようになり、自信をもたらしてくれるはずの筋トレがいつしか自身の自信をはく奪する存在になりかねない。

 

見た目の強さと中身の強さは必ずしも比例しない

 

誰よりも大きく鍛え上げられた立派な身体の持ち主が実は、筋トレ以外の私生活においては真の自信が完全に欠如しているために、筋トレに没頭することで自分の生きがい、あるいは自信をなんとか見出そうとしているケースも少なくない。

 

そうなってしまうと、僅かな身体の変化に対して過剰に敏感になり、筋肉量の僅かな減少や数パーセントの体脂肪率の上昇に一喜一憂してしまい、自信が大きく揺らいでしまうようになる

 

➡したがって、心の底から真の自信を手に入れるには、筋トレ以外の分野においても積極的に自信を手に入れる努力を行うことが重要となる。

 

 

まとめ:真の 自信 を手に入れるには

 

 

筋トレを行うことによって自信を手に入れたのなら、その自信を筋トレ以外の場面(社会的立場、仕事上、対人関係等)における不安を払拭するために有効活用し、真の自信を手に入れられるよう積極的に取り組むことが、より良い生活を送るための重要な鍵となる。

 

筋トレをうまく利用すれば、無敵になることも不可能ではない。

さあ、筋トレで真の自信を手に入れてみよう!